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愛猫の片目からだけ目やにや涙が!考えられる原因とは?

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「うちの猫、いつも通り元気なんだけど、よく見たらいつもより目やにが多いみたい」
飼い主さんとしては、こんな時はとても心配になりますよね。

特に片目だけ目やにが多かったり、片方の目だけ涙目になったりしている時は、何かの病気ではないかとハラハラしてしまいます。

我が家の猫(オス・15歳)も、若い頃から片目だけ涙目になってしまうことがあり、時には獣医さんのお世話になることもありました。

これらの原因は、何なのでしょうか?

角膜炎

人間も角膜に炎症を起こすことがありますが、猫も人間同様に角膜炎を起こすことがあります。
猫風邪をはじめとするウィルスや細菌に感染することや、結膜炎・緑内障などの他の目の病気、アレルギーなどによって起こることもあります。

外に自由に出ている猫は、他の猫とのケンカなどの外部からの刺激で角膜についた傷が原因となる場合もあります。

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主な症状は涙や目やにですが、重症になると通常は透明なはずの角膜が白く濁ることもあり、長引くと「血管新生」と呼ばれる正常な角膜には存在しない血管ができてしまうこともあります。

また原因となる角膜の傷が深かった場合、角膜潰瘍となってしまうこともあります。

治療法としては、目をきれいに洗眼した後に、抗生剤や消炎剤の目薬を獣医師の指導のもと点眼します。
原因や重症度によっては、飲み薬や注射などを併用し、症状が重い場合には手術となる場合もあります。

眼瞼内反症

「眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)」とは簡単に言えば、まぶたの位置がおかしくなり、内側に反った状態になってしまう病気です。

猫のまぶたの内側と外側には、それぞれ靭帯がついていて、形をしっかりと保ってくれています。
しかしこの靭帯が何らかの原因で引っ張られたりゆるんだりすることによって、まぶたが内側に反り返ってしまうことがあるのです。

内側に反り返ったものが「眼瞼内反症」で、外側に反り返った場合は「眼瞼外反症」と呼びます。

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眼瞼内反症になると、まつ毛やまぶたの毛が眼球の表面に当たって常にチクチクと刺激されるようになり、目のかゆみ・目やに・涙などの症状が現れます。
またこれによって角膜炎や結膜炎を引き起こすこともありますし、逆にそれらが原因となって眼瞼内反症を引き起こすこともあります。

治療としては、軽度の場合は炎症を引き起こす原因となる目の周辺の毛を剃る処置をしますが、まぶたの変形が酷いなど重症の場合には、手術が行われます。

結膜炎

猫の結膜炎は、目への異物の侵入・感染症・さまざまな基礎疾患などが原因となります。
白目からまぶたの裏側までを覆っている「結膜」に炎症が起きる病気です。

白目の充血やかゆみ、涙、眼球の腫れなどの症状が現れ、猫は前足で目をこすろうとしたり、床や壁に目をこすりつけたりすることもあります。

対処法としては他の目の疾患と同様、目の洗浄と目薬の点眼、そして基礎疾患となっている感染症などの治療を行います。
また猫が自分で目をこすって悪化させてしまうことがないよう、エリザベスカラーを着けさせるなど、工夫しましょう。

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人間も猫も、目の違和感は本当につらいものです。
愛猫の目にいつもと違う異変を感じたら、素人判断はせず、かかりつけの獣医師に相談しましょう。


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カワモト野奈

カワモト野奈

私立大学文学部日本文学科を卒業後、バレエ講師、ダンサー、モデルなどとして活動。 2012年よりライターとして活動を開始。 現在はバレエ講師を務める傍ら、日本の文化・ペット情報・バレエ・演劇・インターネットなどのコラム連載、バレエやスポーツの練習方法の解説の執筆など、幅広く活動中。

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