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猫の白血病ってどんな病気?

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白血病は人間にもありますが、猫の白血病とはどんな病気なのでしょうか。

 

原因

猫白血病ウィルス(レトロウィルスの1種)に感染することで発症します。

感染すると白血病やリンパ腫といった血液の病気になるのですが、その他に免疫を低下させることで腫瘍、口内炎、流産、腎臓疾患などを引き起こします。

白血病という名前がついていますが、白血病そのものを発症することよりも、様々な病気の原因となることが多いのです。

 

なお、このウィルスは人間やほかの動物には感染しません。

 

感染経路

感染猫の唾液、涙、尿、便、血液などに接触することでウィルスに感染します。

また、胎盤や母乳から母子感染することもありますが、多くは流産や死産になると言われています。

唾液からも感染するため、グルーミングや同じ食器を使うことで感染することもありますが、かなり密接な接触がないと感染の可能性は高くありません。

感染力は1~2度程度で弱いとされています。

 

一番高確率で感染すると言われているのが、咬み傷からウィルスが侵入した場合です。

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感染後

猫白血病ウィルスは感染しても必ず発症するというわけではありません。

検査で一度陽性反応が出ても、のちにウィルスが消えてしまうことがあります。

ウィルスが体に入ってきたときに、猫の免疫細胞が攻撃し打ち勝った場合は持続感染(慢性的に感染すること)に至らないようです。

子猫が感染すると80%以上が持続感染となりますが、1歳以上では15%の猫が持続感染になるという研究報告もあります。

 

感染後の発病にはオスとメスでは差があり、オスが60%~70%を占めます。

また、不妊していない猫は不妊している猫に比べて発症率が高いこともわかっています。

 

症状

免疫力が低下するため、白血病を発症する以外にも様々な症状を発症します。

下痢、発熱、口内炎、鼻水、体重減少、リンパ腫、腎臓疾患など。

また、猫伝染性腹膜炎も白血病ウィルスに感染していると発症しやすいとされています。

 

検査

動物病院の血液検査で検査できます。

猫白血病の検査は抗原検査で行われるため、正確性は高いです。

一度陽性反応が出ても、のちに陰転する場合もあります。

 

感染後4カ月以上続けて陽性反応の場合は、持続感染となる可能性が高くなります。

つまり、4か月間は体の中でウィルスと戦って勝つ可能性があり、この時期にインターフェロンなどで治療をすると効果がでることもあります。

 

治療

感染初期の場合はインターフェロンの投与で持続感染を防ぐことができる可能性がありますが、感染が確定してしまった場合は根本的な治療法はありません。

各症状への対処療法になります。

 

感染予防

まずは感染させないことが大事です。

感染させないためには外に出さずに室内飼育にするのが一番効果的です。

猫白血病のワクチンもありますが、感染予防率は80%~90%で完全ではありません。

 

ほかの病気の予防同様、室内飼育にするのが一番の予防策といえます。

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発病させないためには

もし感染してしまったら、発病させないために猫の住環境や栄養管理をしっかり行い、ストレスをかけない暮らしを心がけましょう。

 

ほかの病気にかからないため、またほかの猫に移さないためにも室内飼育の徹底を。

特にオス猫は外に出た時のストレスが大きいとされ、また気温の寒暖差は寒さに弱い猫にとっては大きなストレスとなりますから、室内での飼育がストレス軽減になります。

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日本は動物愛護に関心が低いため、白血病の感染率が高い国だと言われています。

保護した猫などが運悪く感染していることは珍しくありませんが、仮に持続感染になったとしても生活環境を整えたり、普段から猫の様子を気にかけることによって発症を予防することができますし、命を長らえさせることもできます。

 

発症してしまうと死亡率はかなり高くなるのですが、持続感染しながらも8年以上生きたという例もあります。

感染していない猫は感染させないように、室内飼育を徹底することが大事です。

 


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響

動物保護ボランティアをしています。

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