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急に猫の腰が立たなくなった!?考えられる原因と対処法は?

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2019年2月1日、筆者の親戚宅で暮らしていた猫のゲンタが、5歳という若さで亡くなりました。

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(2015年12 撮影)

腎機能障害、糖尿病、尿路結石と病気がちな筆者宅のベンジャミンと比べ、ゲンタは体格も良く健康で、これまで病気になったこともなかったため、あまりにも急な訃報でした。
筆者も子猫の頃に遊んでやった思い出などがあり、いまだ悲しいのと同時に、信じられない思いでいっぱいです。

そんなまだまだ若いゲンタの命を奪った病気とは、いったい何だったのでしょうか?

突然現れた異常

ゲンタは前日の夜まで、普段と全く変わらず元気だったとのこと。

異常が現れたのは、1月31日の朝でした。
いつもは日向ぼっこのためにピアノの上などの高い所に跳び乗るゲンタが、なぜかその日は跳び乗ろうとしません。

そして4本の脚でしっかりと立つことができず、腰が立たないため両後ろ脚をズルズルと引きずって移動していたというのです。

その様子を見て、家族が異変に気付かないはずはありません。
「ゲンタがおかしいよ!」
と大騒ぎになり、すぐに叔父が車で動物病院へ運びました。

考えられる原因とは?

猫にこのような症状が現れた場合、原因は怪我病気の両方が考えられます。

怪我の場合、高い所から跳び下りる際に着地に失敗して骨折脱臼靭帯損傷捻挫などを起こした可能性があります。
怪我で両脚が動かなくて引きずっているということは、脊髄や神経まで損傷しているかもしれません。

また人間でも患うことのある椎間板ヘルニアや、足の皮膚・肉球などが炎症を起こしている場合もあります。

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(2016年4月 撮影)

いっぽう病気が原因の場合は、命に関わる場合が多くあります。
考えられる病名は肥大型心筋症などの心臓疾患慢性腎不全糖尿病脳腫瘍脳炎水頭症などの他、猫エイズ、猫白血病、猫伝染性腹膜炎などの感染症と、どれも深刻な疾患ばかりです。

いずれにせよ、なるべく早く獣医師の診察を受けるべき状態です。

ゲンタを速やかに動物病院へ連れて行ったのは、賢明な判断だったといえるでしょう。

ゲンタの病名は…

ゲンタの診察の結果は、やはり深刻でした。

心臓から血液を送り出す力が弱くなって血の塊ができ、動脈が両方の後ろ脚に分かれるちょうど尻尾の辺りで詰まってしまう血栓症で、両脚が動かなくなったということでした。
さらに肺水腫で肺にも水が溜まっていたとのこと。

筆者が電話で聞いた以上のことから、ゲンタは肥大型心筋症であるということが分かりました。
「そういえば…」と祖母が話してくれたところによると、ゲンタは子猫の頃に病院で
「心臓が少し悪いかも知れない」
と言われたことがあったのだそうです。

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(2013年6月 撮影)

ゲンタはすぐに緊急入院、緊急手術となりましたが、その日の夜に酸素ボンベをつけられたまま自宅へ帰ってきました。

そして病状が回復することなく、深夜2時頃永眠…。
叔母から送られてきた画像のゲンタは、眠るような穏やかな顔をしていました。

この病気を発症した猫の飼い主によるブログを見たところ、同様の発作を起こした猫のうち

・70%は死亡
・残り30%のうち50%が半年以内に再発
・2度目の血栓発作でほぼ100%死亡する
・発作後に持ち直しても、直後に急変して死ぬ例も多い
・心筋症は根本的に直す方法がなく、発症したらもう長くは生きられない

とのことでした。

ゲンタがあまり長時間苦しまなかったらしいことだけが、唯一の救いです。

ご冥福をお祈りします。


hikaku1

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カワモト野奈

カワモト野奈

私立大学文学部日本文学科を卒業後、バレエ講師、ダンサー、モデルなどとして活動。 2012年よりライターとして活動を開始。 現在はバレエ講師を務める傍ら、日本の文化・ペット情報・バレエ・演劇・インターネットなどのコラム連載、バレエやスポーツの練習方法の解説の執筆など、幅広く活動中。

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