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猫の甲状腺機能亢進症とは

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甲状腺機能亢進症は高齢の猫が発症しやすいとされており、犬も発症しますが猫のほうが多くみられる病気です。

猫の甲状腺機能亢進症の症状や治療法、原因、予防についてご紹介します。

甲状腺機能亢進症とは

甲状腺とは甲状腺ホルモン(新陳代謝を促進するホルモン)を作り出す器官です。

体の活動に大きく影響するため、甲状腺ホルモンが多く分泌されると新陳代謝が促進されて体が消耗してしまいます。

また、反対に甲状腺ホルモンの分泌が少ないと新陳代謝が促されず疲れやすいなど身体機能が低下してしまいます。

 

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。

そのため身体は活動的なり、一見猫が活発になったように見えますが、内臓に負担がかかり様々な症状を発症します。

 

症状

特に10歳以上のシニア猫が発症しやすいとされており、10頭に1頭の割合で発症するという推計もあります。

甲状腺機能亢進症は、以下のような症状が確認できます。

 

・動きが活発になる

・食欲が増すが体重は増えない

・攻撃的な性格になる

・嘔吐・下痢

・たくさん水を飲みたくさんおしっこをする

・発熱

・毛艶がなくなる

 

ご飯をたくさん食べるのに体重が減る、突然攻撃性が増すなどの変化が見られたら要注意です。

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原因

甲状腺が肥大化することによって、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるようになります。

猫の場合は甲状腺が異常に肥大化する「線種」によるものが99%を占めると言われています。

残り約1%が甲状腺がんによるものとされています。

 

なぜ甲状腺が肥大化するのかという原因は、防腐剤などの添加物や化学物質が影響しているという意見もありますが、はっきりわかっていません。

 

治療

甲状腺機能亢進症の治療には投薬治療・食事療法・外科手術が用いられます。

 

・投薬治療

甲状腺ホルモンの分泌を抑える薬が処方されます。

高齢猫に発症しやすく、手術は負担になるためほとんとの場合、投薬治療が用いられますが、完治はしないので生涯にわたって投薬が必要になります。

 

・食事療法

かつては甲状腺ホルモンを抑えるには投薬が必要でしたが、近年では猫の甲状腺機能亢進症に対応した療養食が発売されており、食事療法だけで症状を改善できる場合もあります。

ヨウ素の含有量を少なくしているフードで、高齢猫に多い慢性腎不全にも配慮してあるというメリットもあります。

ただし、食事療法も生涯にわたって続ける必要があります。

 

・外科手術

体に大きな負担がかかるためにほとんど行われませんが、肥大化した甲状腺を切除する手術を行います。

2つある甲状腺をどちらも切除した場合、甲状腺ホルモンが不足してしまうため、それを補うホルモン治療が必要になってきます。

 

予防法

甲状腺機能亢進症ははっきりした原因が分かっておらず、そのため予防法もありません。

シニア以上になったら定期的に健康診断を受け、早期発見・早期治療に努めましょう。

そうすることによって、猫の寿命も延びますし結果的には医療費も安く済みます。


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人間と違って、犬や猫などのペットには、公的健康保険がありません。
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響

動物保護ボランティアをしています。

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ALTUS AIR FORCE BASE, Okla. – Dr. Joe Freeman, Western Prairie veterinarian, and Capt. Erin Pittman, Fort Sill veterinarian, hold down a cat while giving it a shot at the base Animal Clinic, April 24. The clinic provides performs routine check-ups for military family pets and 97th Security Forces Squadron military working dogs to check for common health problems and shot currency. (U.S. Air Force Photo by Airman 1st Class Levin Boland / Released)猫用インターフェロン(インターキャット)とは?効果・副作用

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