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猫はいつから人間と暮らしていたの?古代遺跡に見られる猫

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猫が人間と暮らし始めたのは?

私達の身近にいる猫、学名「イエネコ」の祖先は、元々は中東のアナトリア周辺に生息していた「リビアヤマネコ」であるという説が有力です。

リビアヤマネコは「アフリカヤマネコ」とも呼ばれ、現在もアラビア半島、カスピ海沿岸、イラン、イラク、北アフリカ沿岸部、中央アフリカなどに生息し、小動物や昆虫などを捕食して生活しています。

このリビアヤマネコが、いつ頃から人間と生活を共にするようになったのかは、正確な年代までは分かっていません。
しかし、複数の古代遺跡から猫の遺骨が発見されていることから、9,500年前頃までには、何らかの形で人間の生活に関わっていたと考えられているのです。

古代遺跡に猫が!

猫と人間の関係についてうかがい知れる物は、古代エジプトの遺跡などから発見されています。

古代エジプトにおける猫は、神聖視され、「神の使い」とされてきました
紀元前3000年頃のエジプトでは雄猫は太陽神ラーの象徴、雌猫は女神バステトの象徴とされていました。

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1888年、エジプトの砂漠地帯のIstabl Antarという村で、古代に作られた墓と、その墓に埋められていた動物のミイラが数多く発掘されました。

ミイラにされていた動物は、犬、牛、猛禽類などの鳥など多岐にわたりましたが、最も多く発見されたのは猫のミイラでした。

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出典:http://karapaia.com/archives/51524020.html

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出典:http://karapaia.com/archives/51524020.html

猫のミイラは動物達の中でも最も丁寧に加工されていて、中には人間のミイラと同様にリネンの布を巻かれていたものもあったのです。

猫が「神の使い」と崇められていたのと同時に、現代と同じように「猫かわいがり」されていたであろうことが、何となく想像できますね。

なぜ猫は、人間との生活を選んだの?

ネコ科の動物は、基本的には群れを作らずに単独生活を送ります。
また、極めて警戒心の強い動物でもあります。

そんな猫が、なぜ敢えて人間との生活を選択したのでしょう。
人間との生活には、猫にとっての相当なメリットがあったのでしょうか。

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人間の祖先が農耕を始めると、穀物を狙うネズミを始めとする「げっ歯類」の小動物が集まってくるようになります。

「たかがネズミ」と思われるかもしれませんが、げっ歯類の繁殖力は凄まじく、日本でもネズミに乗っ取られかけた島のように、ネズミに集落が乗っ取られかける事件が起こっているくらいです。

そこへやってきたのが、ネズミを始めとする小動物を獲物とする、猫の祖先でした。

人間の集落では獲物が豊富に取れるだけでなく、猫の中でも甘え上手な個体は、現代の猫のように人間にかわいがられるようになって、時には残飯などのおこぼれをもらえることもあったでしょう。

更に、人間の側にいれば、キツネなどの天敵に襲われるリスクも激減し、雨露をしのげる寝床まで確保できます。

こういったお互いのメリットが合致したため、猫はいつしかペットとして家畜化され、
人間との「相利共生」の道を歩むこととなったのでした。

ネコ科動物の中では決して強くも大きくもないイエネコが、現在最も繁栄するネコ科動物となれた背景には、人間を味方に付けたことが大きいでしょう。


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Nona

Nona

私立大学文学部日本文学科を卒業後、バレエ講師、ダンサー、美術モデルなどとして活動。 2012年よりライターとして活動を開始。 現在は自身の立ち上げた出張型バレエスクール「M Ballet Art」の代表・主任講師を務める傍ら、日本の文化・ペット情報・バレエ・演劇・インターネットなどのコラム連載、バレエやスポーツの練習方法の解説の執筆など、幅広く活動中。

DSX_World_Premior_RU-Don_Xuk's_Login_WOW_(14037189016)ドンスコイ~ロシアの神秘的な「ハダカ猫」

AfricanWildCatイエネコの祖先・リビアヤマネコとは?

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