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マダニ媒介の感染症SFTSにご注意!!

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マダニが媒介するとされるウイルス感染症「重症熱性血小板減少症 (SFTS)」。
これまでに西日本を中心に21府県、280名の患者が報告されており、そのうち58名が死亡しています。
(2017年7月26日時点)

ネコからヒトへの感染例も報告されていることから、ペットを飼われている方はもちろんですが
ワンちゃんやネコちゃん、動物に触れる機会のある全ての方に気をつけてほしいと思い、
今回はSFTSについての情報をまとめました。

正しい知識を得ることで、ペットと飼い主さんの安全・安心につながればと思います。

SFTSってどんな病気?

潜伏期間: 6日〜2週間程度
主な症状:
・ 発熱
・ 消化器症状 (食欲低下、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛)
・ 頭痛
・ 筋肉痛
・ 神経症状 (意識障害、失語)
・ リンパ節腫張
・ 出血症状 (皮下出血、下血)

「SFTSウイルス」というウイルスを保有しているマダニに咬まれることで
感染・発症すると言われています。
主な症状は、発熱と消化器症状です。
重症化すると死亡する可能性もあり、致死率は10〜30%と言われています。

2009年に中国、アメリカで報告され、2013年には韓国でも患者発生が報告されました。
日本でも九州、四国、中国、近畿を中心に患者が報告されています。

 

マダニのことを知っていますか?

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「マダニ」と聞いて、なにが思い浮かびますか?
もしかしたらピンとくる方のほうが少ないかもしれませんね。

「ダニ」と言われると、お布団やタタミの中にいてアレルギーの原因になったりする
イエダニやツメダニを連想する方が多いかと思います。
ですが、マダニはそれとは別の種類です。 ややこしいですよね。

マダニは草むらやヤブなどに生息しています。
吸血前で約2〜3mm以上と大きく、肉眼でしっかりと確認することができます。
血を吸うとパンパンに膨らみ、なんと100〜200倍の体重になります。
今回ご紹介しているSFTS以外にも様々な感染症を媒介する恐ろしいヤツなのです。
(いわゆる「ダニ」は約0.2〜0.4mmなので、肉眼で見つけることは難しいと思います。)

 

野良猫に咬まれた女性が死亡したというニュースも…

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2016年夏頃、西日本に住む50代の女性がSFTSを発症して亡くなりました。
弱った野良猫を動物病院に連れていこうとして手を咬まれたそうで、
その後SFTSを発症し亡くなったそうです。

これまでSFTSはマダニに人が直接咬まれることで感染すると考えられていました。
ですが、マダニに咬まれた形跡はその女性になかったことから、ネコからヒトへの感染が
疑われています。

 

マダニ対策、今すぐできることは?

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屋外でマダニに咬まれないようにすることが大事です。
マダニは季節に関係なく一年を通して生息しています。
特に春から秋にかけては活動が盛んな時期ですので特に注意が必要です。

お散歩の時には長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を少なくするようにしましょう!
都市部の公園や河川敷にもマダニは生息しています。
「お散歩に行っても少しだけだから大丈夫。」なんて思わず、しっかりと対策をしましょう。

お散歩から帰ったら、マダニがついていないかチェック!
頭・耳・目の縁・お腹・足の指の間・背中などを念入りにチェックしてください。
毛をかき分けてしっかりと見てあげてくださいね。。
もしもマダニを発見しても無理に取らないようにしてください。
見つけた場合はすぐに動物病院で獣医師さんに診てもらいましょう。

定期的な予防をしましょう!
残念ながら、どれだけ予防や対策をしてもマダニに咬まれる可能性はゼロではないと思います。
「もしも、うちの子がマダニに咬まれたら…」
「もしもうちの子がヒトに噛みつい、感染症になってしまったら…」
考えだすとキリがありませんが、予防をすることで確実にそのリスクを減らすことができます。
そのためにも定期的に予防をすることが大事です。


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普段はかわいい動物たちに囲まれて、動物病院で看護師をしています。 ペットとの生活をもっと楽しく、もっとハッピーにできるような情報をお届けしていきます。
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