どうしたらいいの!?複数の持病を持つペットの療法食について

複数の持病の食事療法とは

ペットの健康ブームの高まりを受けて、近年はペットの平均寿命も大幅に延びてきています。
昭和くらいまでは6~8年程度と言われた猫の平均寿命も、最近では13~15年くらいと、実に倍以上となっています。

人間にも言えることですが、健康で長生きをするために必要な要素としてまず挙げられるのは、食生活です。
特に持病のあるペットには、その症状に合わせた特別療法食を与え、管理を行うことが大切です。

ペットの寿命が延びた背景には、特別療法食も含めたペットフードの進化が大いに関わっているのです。

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ところがペットの中には、寿命が延びたことで、人間と同様に複数の持病を抱えてしまっている子も増えています。
そういった場合には、どの症状を優先させた食事療法を行っていけば良いのでしょうか?

例えば腎臓や尿路結石などを患うペットの食事管理に対応したフードはカロリーが高め、肥満に対応したフードの中には他の病気にはあまり良くない物があるなど、完全に全ての病気の管理に適したフードはないからです。

実例~我が家の場合

我が家の猫の場合も、5~6歳から腎機能障害を患い、その後9歳頃に尿路結石、更に10歳を過ぎてから糖尿病と診断され、同時に肥満も指摘されました。

幸い発見が早かったこともあり、投薬や手術、点滴などのあらゆる治療を受け、何とか容態は持ち直しました。
しかし、治療に加えて必要なのが食事の管理ということで、特別療法食の中でも何を食べさせたら良いのか、かなり頭を悩ませました。

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というのも我が家の猫はフードの好き嫌いが激しく、ドライフードは食べるものの缶詰タイプのウェットフード等は「食べ物」として認識すらしませんでした。

その上複数の持病を抱えているということで、種類の決して多くはない療法食の中でどのフードなら食べてくれるのだろうかと、獣医師からフードのサンプルを何種類ももらって試していました。

どの症状を最優先させるか

我が家のような場合は、担当の獣医師に相談した上で、現在のペットの病状から何を優先的に管理したら良いかを考えましょう。

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我が家の猫の場合、尿路結石がかなり深刻でした。
また、結石の種類がシュウ酸カルシウム結石だったこともあり、すぐに手術して結石を取り出さなければならない状態でした。

その後、糖尿病を患ったこともあり、食事療法に関しては

●腎臓に負担をかけない
●結石の原因となるマグネシウムが少ない
●カロリー控えめ

という、いくつかの条件を満たしたものを与えることが必要となりました。

このようにある1つの病状が深刻な場合は、何よりもその症状を優先させることが必要です。
我が家の猫の場合は、尿路結石に対応した療法食のカロリー控えめのフードと、結石の予防効果が高いけれどもカロリーが若干高めのフードを7:3くらいの割合で混ぜ、決められた分量を計って与えることになりました。

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その後5年以上が経過しましたが、投薬と定期的な健康診断との相乗効果もあり、13歳となった今現在もどの病気の再発もなく、毎日元気に跳びまわって遊んでいます。


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人間と違って、犬や猫などのペットには、公的健康保険がありません。
そのため、入院、手術が必要になった場合の治療費は100%自己負担となってしまいます。
ネットから受付できるようになりペット保険の申込も簡単にできるようになりました。
保険会社によって、扱っている動物の種類・加入時のペットの年齢・状態によっては保険料が異なる、 また保険に入れない場合もありますので保険会社の比較検討が必要になります。
大切なペットのために、万が一に備えてペット保険に加入しませんか?

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さわの唯

さわの唯

私立大学文学部日本文学科を卒業後、2012年よりライターとして活動を開始。 現在は日本の文化・ペット情報・バレエ・演劇・インターネットなどのコラム連載、バレエやスポーツの練習方法の解説の執筆など、幅広く活動中。

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