18歳を迎えた筆者の愛猫
筆者宅の飼い猫が、2020年末に18歳の誕生日を迎えました。
人間の子供ならそろそろ高校卒業かな?といった年齢ですが、一般に生後1年~1年半で成猫(※品種・個体によって若干の差はあります)となる猫の場合はかなりの高齢であることは、想像に難くないでしょう。
筆者の知人の多くも、我が家の猫の年齢を聞くと
「すごいね!」長生きだね!」
と口を揃えます。
では猫の18歳とは、人間なら何歳くらいに該当するのでしょうか?
そして猫は、何歳くらいまで生きるのでしょうか?
猫の1年=人間の4年に相当!?
先述したように、一般に猫は最初の1年~1年半で、人間の18歳~20歳くらい相当まで成長します。
そして猫の2歳は人間のおよそ24歳程度となり、その後は猫の1年=人間の4年相当となります。
そう考えると、猫の9歳は人間の52歳、10歳では56歳、11歳で還暦を迎える計算となります。
我が家の愛猫はこのくらいの年齢のときに腎機能障害・尿路結石・糖尿病などの様々な病気を発症しましたが、この年代は人間の中年期に該当します。
健康状態によってこの時期に病気を発症しやすくなるのは、人間も猫も同じです。
18歳を迎えると、猫は人間でいえば88歳くらい。
「後期高齢者」と呼ばれる年代に入っています。
人間もさすがにこのくらいの年齢になると「おじいちゃん・おばあちゃん」といった印象になってきますが、猫も同じで、若い頃にはできていたことができなくなるなどの身体の衰えも目立つようになってきます。
我が家の猫も猫タワーに登れなくなったり、高い場所から飛び降りるときに失敗して怪我をして、しかもそのことを人間には隠していたりと、色々なことがありました。
そういった危険を極力回避するために、なるべく猫のプライドを傷付けないように注意しながら安全対策を取る工夫も必要となっていきます。
最近では20年以上生きる猫も珍しくない!ギネス最高齢記録は38歳!
さて、大切な家族である猫にはできるだけ長生きしてほしいのが、全ての飼い主に共通した願いであることは間違いありません。
では猫は、最長で何歳まで生きることができるのでしょうか?
ギネスの世界記録(2015年12月16日発行)によると、アメリカのテキサス州で飼われていたクリーム・パフという名前のメス猫が、1967年に生まれ38歳まで生きたのが最長となっています。
猫の38歳は、人間の年齢に換算するとなんと168歳にもなります。
ここまで長生きする猫はさすがに多くはないでしょうが、それでも近年は「15年程度」と言われる猫の平均寿命をはるかに超え、20年以上生きるご長寿猫も増えています。
また交通事故や感染症などのリスクの少ない飼い猫の方が、野良猫より長生きする傾向にあります。
猫を飼いたいとお考えの皆さん、猫は室内で飼いましょうね。
【参考】
・猫の年齢・平均寿命
・一番長く生きた猫!ギネスに載った猫の年齢
・猫の平均寿命は何歳?寿命の長い種類、短い種類は?ギネス記録は?
![]() 人間と違って、犬や猫などのペットには、公的健康保険がありません。 |

さわの唯

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