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飼い主が新型コロナに感染したら、うちの子はどうなるの!?
新型コロナウイルスの感染拡大は、5月半ばとなってもまだまだ収束の可能性すら見えません。
ペットと暮らす飼い主の皆さんは、不安でたまらない日々を送っていることでしょう。
筆者も同じです。
特に心配なのは、
「もし飼い主である私が新型コロナウイルスに感染して隔離入院となってしまったら、ペットの世話はどうなるのだろう?」
ということではないでしょうか?
筆者はSNSで
「今は通常時とは違うのだから、ペットの命より人間の命が最優先されるべき」
「人間の命の方が、どんなにかわいくて大切なペットの命よりも尊く、優先されるべきだ!」
と鼻息荒く主張する方々に、心ない「説得」をされたこともありましたが(参考:https://wan-nyan.info/pet-funeral/)、少なくとも「ペットを飼う」ということになったなら、飼い主には緊急時においてもペットに対する責任を持つ義務があるのは当然のことです。
今回は、万が一飼い主が新型コロナウイルスに感染してしまった場合を想定し、ペットに対してどのような対処をすればよいのかを考えてみました。
代わりに世話をしてくれる人を見つけておく
新型コロナウイルス感染に限りませんが、特に独り暮らしでペットを飼っている方の場合、自分の身にもしものことがあった時に代わりにペットのお世話をしてくれる人を見つけておくことは重要です。
動物病院やペットホテルなどへ預ける方法もありますが、
「飼い主の入院・隔離期間がどれくらいになるか分からない」
という事情があるため、ペットにとってかなりのストレスになる場合があります。
ペットにとっては住み慣れた自宅で過ごすことがいちばん安心できますので、家に来て世話をしてくれる人や預かってくれる人を、できれば複数名探しておくのがベストです。
また、飼い主の緊急時に自宅にペットがいることを知らせるための「家にペットがいますカード」が、無料でダウンロードできるようになっています。
【参考】「家にペットがいます」カード
筆者と筆者の母も持っていますが、4つに折ると名刺サイズになり、携帯にも便利です。
健康保険証などと一緒に、財布や手帳などに入れておくことをお勧めします。
ペットの「お世話セット」はわかりやすい場所にまとめておく
代わりにペットの世話をしてくれる人が見つかっても、他人の家のペットのための「お世話セット」がどこにあるかが分かりにくいと困ってしまいます。
そこでペットフードやおやつ、おもちゃ、リード、キャリーバッグ、常備薬などは、わかりやすい場所にまとめておく方がよいでしょう。
また何かあった時のために、かかりつけ獣医師の連絡先と、ワクチン接種の証明書、マイクロチップ情報、犬の場合は鑑札付きのカラーなども、必要なときにすぐわかるようまとめておきましょう。
コロナ感染者のペットを無償で預かってくれるボランティアも!
また、新型コロナウイルス感染者のペットを無償で預かってくれるプロジェクトも、ペット保険を扱う会社により始動しています。
このプロジェクトは、ペット保険に加⼊していない飼い主でも申し込むことができ、獣医師を含む同社の社員有志が預かり中のペットのお世話をしてくれます。
また預かり中のペットの様⼦も連絡してもらえるとのことなので、飼い主としては安心ですね。
気になる方は、以下のHPから詳細を見ることができます。
【参考】
「#StayAnicom」プロジェクト
不安でたまらない日々が続きますが、みんなで助け合い、少しでも不安を少なくしながら過ごせるといいですね。
![]() 人間と違って、犬や猫などのペットには、公的健康保険がありません。 |

さわの唯

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