愛犬が家族の中でもなかなか自分には心を許してくれない…。
もしかしたら、知らず知らずのうちに犬が嫌いな行動をしてしまっているのかもしれません。
どんな行動を犬はいやがるのでしょうか。
突然大声を出す
子供が苦手な犬は多いです。
その理由のひとつは、突然叫んだり大声を出したりするから。
子供はまだ社会のルールを分かっておらず、時と場所を選ぶこともできないことが多いですから仕方のないことですが、犬がそばにいるときの突然の大声は犬にとっては非常にびっくりすることです。
さらに大きな声は犬にはいかくに聞こえることも。
犬を驚かせるような大声は実は子供だけではなく、無意識に大人も発している場合は往々にしてあり、しかも本人がその自覚がありません。
犬をびっくりさせる大人の大声
・くしゃみ…大人のくしゃみはかなりの大音量
・TVでスポーツを見て歓声をあげる…犬はTVの音は聞こえてはいますが、ある意味遮断しています。しかし飼い主が応援などで突然大声をあげるとびっくりします。
・突然怒鳴る…怒鳴るように話す人がいますが、犬は威嚇されているような気分になるかもしれません。
大きなくしゃみをするお父さんが苦手な犬は結構いますね。
犬のいやがる場所を触る

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本人は意図していないかもしれませんが、犬がいやがる場所をしつこく触ってしまう人がいます。
初対面の場合、いきなり犬の頭を触るのも本来は良くありません。
まずは自分のにおいをかがせるなど、あいさつしましょう。
いきなり触っても、大人しくしてくれているのは犬が大人だからです。
犬にはあまり触ってほしくない場所があります。
・マズル(鼻づら)
・耳
・しっぽ
・足の先
信頼関係ができていても、しつこく触るといやがられます。
信頼関係が希薄な場合は、不用意に触ることはやめましょう。
犬にとっては失礼な行為です。
犬を正面から見つめる
信頼関係ができていれば正面から見つめても問題はありません。
しかしそうではない場合、いきなり正面から犬の目を見つめるのは犬にとっては「敵意または戦闘の意思がある」と映る場合があります。
「犬の目をしっかり見つめると自分が上位に立てる」といまだに勘違いしている人がいますが、全くの思い違いです。
犬が目をそらすのは無用の争いを避けるためなのです。
すぐに怒る
犬にはしつけが必要ですし、してはいけないことも理解します。
そして、理不尽に怒られていることも理解できます。
そのためなぜ起こられているか理解できないと、犬が感じるのは戸惑いと恐怖、そして理不尽な怒りへの反抗です。
犬にとっては大きな声は威嚇ですから怒鳴るのは論外です。
犬に何かを教えるときは怒るのではなく根気よく教えること。
してはいけないことをしてしまったときのしかり方は、「冷静に威厳をもって言う」ことです。
怒ってはいけません。
しつこく構う
犬が子供を嫌いな理由の一つが、しつこく構われるから。
犬もいつも遊びたい気分でいるわけではありません。
とりわけ食事中や寝ている最中に構われるのは好きではありません。
しかし、子供でなくてもやってしまう方もいます。
強い匂い
犬はにおいに敏感です。
人間もにおいが常にするのはいやなように、犬もいやなのです。
たばこや酒などの人間も嫌いなにおい以外に、香水などの人間にとってはいいにおいと感じるものでも犬にとってはそうではない場合もあるのです。
最近は香料入りの洗剤なども多いですが使いすぎには注意しましょう。
愛犬にいやがられる原因になるかもしれません。
まとめ
犬が嫌いな行動は、実は人間も苦手な人が多いかもしれません。
例え愛犬と飼い主の仲であってもマナーは必要ということですね。
![]() 人間と違って、犬や猫などのペットには、公的健康保険がありません。 |

響

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